12月17日林家ひろ木師匠の落語会
「国民のための三人会」に行ってきました!
総会・懇親会の時に、ご案内のあった林家ひろ木師匠の落語会に行ってきました。「国民のための三人会」と表して、柳家風柳・林家ひろ木・蝶花桜桃花の三師匠の創作落語のこの会はすでに第13回目となるそうですが、今回、12月17日(水)東京庄原格致会の応援隊は総勢8名が参加しました。
高田馬場駅から歩いて10分程の会場「ばばん場」に着いて入り口の看板前で記念写真を撮っているところに、奇しくもひろ木師匠が通りかかって一緒にパチリ!
開始後すぐの登場がひろ木師匠、本日は2席の出演とのこと。1席目の出し物は、新しいスマホの中からおじいちゃんAIが現れて慣れないスマホを操作してくれるのだが、どうにも最新式の機器の扱いには用語もわからず誤解の誤解、話がつながらず、人生相談もあり、で、ヘンなことばかり起きて…スマホの尻に敷かれるという落ち。
次なる登場は林家風柳師匠。ひろ木師匠とスマホのネタがかぶってしまったという初めからの落ちが話され…。こちらは、スマホでお金を無心する母親、実は詐欺?いや、詐欺を見抜いた息子は逆に詐欺にひっかけてやろうと、死んだはずの母親とあの世との通話を続け…。騙したり騙されたり死んだり生き返ったり、てんやわんやの大騒ぎ。
次に蝶花楼桃花師匠は、資格試験を趣味とするサラリーマンのお父さん、今回は291個目の資格を取得した。グレてしまった息子に一緒に検定試験の勉強をしようと誘いかけるも「オヤジに叱る親の資格はない!」と一蹴される。母親のとりなしでお父さんは「親の資格」試験を受けることに…。
最後のひろ木師匠の2席目は、人間社会でダメダメな営業マンが鬼の世界を追放されたダメダメな鬼営業マンの泣き事を聞くうちに…。鬼が号泣する場面や惨めな鬼生(=人生)を嘆く場面を、ひろ木師匠の渾身の演技で、観客席は息をのむ静けさとハッと我に返って爆笑する、を繰り返し、最後の最後「鬼が笑う」の落ちまで話に引き込まれました。
3人の4席すべての創作落語が終わって、林家彦いち師匠の指導、ひとつひとつの創作にコメントされました。改めて話のポイントがわかったり、笑いの裏まで教えられたり、と、これがまた落語を聞くようにおもしろかったです。そして彦いち師匠によると、13回目の今回がこれまでで一番よかった、3人とも素晴らしく成長した!とのこと。私たちは一番よい落語が聞けたんだな、と思いました。久々にめちゃくちゃ笑った楽しい夜でした。
次のこの三人会は来年3月23日(月)との予告。また応援隊を組んで行きましょう。
参加者(敬称略)=助政(応援隊長)、中田・花田・木曽・武廣・平野・藤谷・本間。

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